ある部分ではすごく共感出来たのですが一箇所だけ少し気になりました。
今回はその部分について書いていきたいと思います。
まずその語っていた方は「ギターを弾く上で音楽理論は不要だ」という立場でした。
その例えとして、この様なお話をされていました。
車やバイクに乗る人は、エンジンの構造を知らなくても運転することが出来る。
ギターを弾く時の音楽理論というのはエンジンの構造の様なモノだ。
というような例えでした。
これは僕としては違うなと思う訳です。
ギターを弾く場合のエンジンの構造は、ギターの音の出る仕組みだと思うのです。
もちろんこれは知ってても良いけど知らなくても良いでしょう。
逆にギターを弾く時の音楽理論をクルマやバイクに例えたら交通ルールだと思うんですよね。
現在の日本ではその交通ルールを勉強して免許を取らないと公道は走れません。
もちろん音楽理論を知ってないと人前で演奏してはいけない訳ではないですが、知っておくべきだと僕は強く思います。
こんな話になるとポール・マッカートニーは譜面が読めないとか、少数の反音楽理論の例を出してくる方がいらっしゃいますが数で言うと活躍されているミュージシャンの大多数はしっかりと音楽理論を学んでらっしゃいます。
最近読んだ、ジャズギタリストの小沼ようすけさんと押尾コータローさんの対談で、押尾さんは、
音楽理論が障害になるって考えは持たないでほしい。
理論の行き着く先は”自由”だから
とおっしゃられています。
確かに理論を勉強するって学校の勉強みたいで嫌な雰囲気があるかもしれないですが、是非とも学んでもらいたいです。
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