chordbook01

2006年12月29日

演歌に学ぶ作曲法「完結編」

さて今回は、演歌特有の作曲法を説明しましょう。

その為に僕たちが日ごろ聞いている音楽(とりあえずポップスという事にしましょう)と演歌を比較します。

この二つの違いは何だと思いますか、
 

もちろん、歌詞、アレンジやコード進行の傾向、メロディーの雰囲気など色々あります。

それらの演歌のエッセンスから学べる所もたくさんあると思います。

しかし、かなり自分なりに解釈してうまく使わないと演歌っぽい曲になってしまう可能性が高いです。

僕が発見した法則は、そんな難しいことではなくもっと単純な事です。

それは、曲の一番の盛り上がりの部分をどこに持ってくるかです。

では、一般的なポップスの盛り上がり度グラフをご覧ください。
pop.jpg
サビに入った所で一番の盛り上がりがきます。

分かりやすい例としては、レミオロメンの「粉雪」でしょうか。

サビのメロディーの頭が「粉ぁ〜雪ぃ〜♪」と非常にインパクトが強くなっています。

次は演歌です。
enka.jpg
ポイントは1コーラスの最後に一番の盛り上がりがきます。

例としては、石川さゆりさんの「天城越え」などが象徴的ではないでしょうか。

1コーラスの最後に「天城ぃ〜〜越え〜♪」とインパクトが強いです。

いかがでしょうか。確かにそうだなと思いませんか?

ポップスで演歌的なグラフになっている曲はないかと考えてみたんですが、「おしい!」というのは何曲かありましたが、ばっちりハマル曲は見つけれませんでした。(知ってるぞという方は教えてください)

演歌は日本に古くから親しまれていました。なので僕らの遺伝子にはそういう曲を求めてる部分もあるかもしれません。

ところが今の日本のポップスは洋楽からの影響が強く、今のグラフの様な曲が多いんだと思います。(洋楽で演歌グラフのパターンは少ないですよね)

僕もまだ試していないですが、もしかしたら、この演歌グラフをポップス的に洗練した形で作ることが出来れば、日本人に愛される名曲ができるかもしれません。

普段演歌を聴かない人も(僕もですが…)ちょうど、大晦日に紅白歌合戦があるので、色んな演歌を聴くチャンスです。

今年はそんなアンテナを張ってチャンネルを変えずに紅白の演歌を聴いてみてはいかがでしょうか。 chordbook02
タグ:作曲 ネタ
posted by masayoung at 20:52 | Comment(6) | TrackBack(0) | 音で遊ぶ
この記事へのコメント
初めまして。昔のは勿論、最近のアニメソング特に特撮・ヒーローもの主題歌でもこのパターンが当てはまるんじゃないでしょうか?今やってるボウケンジャーもこういうパターンだった気がします。ポップスとはちょっと違うかも知れませんが・・
Posted by やす at 2006年12月30日 07:31
今、アニメ・特撮ヒーローモノの曲を思い浮かべてみたんですが、「おしい!」のは結構ありますね。
Posted by funky at 2006年12月30日 08:50
お初です。sunset swish の「マイペース」なんてどうでしょうか。
サビの最後の「1つ!数えて進めればいい〜」の所が一番盛り上りがあるような気がします。
Posted by mic at 2007年01月26日 01:38
ごめんなさい。
その曲知らないです。
Posted by funky@管理人 at 2007年01月26日 02:25
はじめまして、Masayoung様
演歌のコ-ド進行探していてここに漂着いたしました(^^;)

ラストが盛り上がる曲なら、超有名シナトラのマイウェイはどうでしょう。
結婚式で歌自慢のおっちゃんが陶酔して歌うのも、演歌に通じるものがあるからなのかも(爆)
妙な書き込み失礼いたしました。
Posted by タカ at 2012年04月08日 13:40
マイウェイ確かにそうですね。
洋楽でこのパターンは珍しいかもしれません。
また、見つけたら教えて下さい。
Posted by Masayoung at 2012年04月09日 02:58
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